幸せな一日を作り出すおまじない@スリランカ・キャンディー
スリランカ・キャンディーのホステルでは、朝と夜、温かい紅茶をいれてもてなしてくれる。温かくてほっとする甘めのミルクティー。
ホステルで、宿のママが一番起きの私に甘めのキリテー(tea with milk)を出してくれた。熱々のミルクティーを沸かせたあと、冷ますために容器からコップに入れたり出したりするので、やさしい泡が立ったロイヤルミルクティー。
山の側面にあるホステルのベランダで、遠くに見える大きなブッダや朝の忙しくなり始めるトラフィックを眺め、朝のお経プージャやカラスだったり鶏だったりの様々な声を聞きながら、いただく紅茶はとってもあたたかくて元気になった。
スーツケースを抱えて、登るのは一苦労だったけれど、来てよかったあ。
湯気がやさしく上がってきて、それをかるくふーっと冷ましながら、両手でカップ抱えてゆっくり味わう。至福のひと時。思わず、次の日ママに作り方を聞いた。作り方はただのロイヤルミルクティーだった。場所だったり、気分なのかな。
そういえば、フィリピンの家庭に泊めて頂くときに、目覚めに飲む甘いミルクコーヒーをいただくときと同じ。
夜明けごろの新鮮な空気を吸いながら、ゆっくりと目覚めの一杯で目を覚ましていく。
幸せな1日を作り出すおまじないみたい。